成人向け冊子作成の注意点

ご留意事項

●ご入稿頂いた原稿につきましては、イベント主催者様や、委託販売店様等の規定を理解した上でご入稿頂いたものとします。
 当社で印刷された同人誌が販売停止処分等がなされても、その責任を負うことはできません。
 ご不明な場合はあらかじめ、イベント主催者様や販売店様等とご相談されてから、ご入稿いただきますようお願いします。

●訂正・お断りの可能性のある作品
 未成年者を対象にした露骨な年齢表記のある成人向け作品や、社会通念上、過度な性描写や残虐性の強い作品につきましては、原稿を拝見した際に、当社の判断により修正のお願い、またはお断りする場合がございます。

●ご入稿後、弊社で修正抜けなどを見つけた場合は、代表者様へご連絡の上、追加の修正をお願いする場合がございますので、ご了承ください。

●基本的に「完全データ」の受付につき、校正は無料サービスの域を出ません。
 入稿前に必ず修正抜け・修正の甘いところなどないかご確認の上、ご入稿をお願い致します。
 また、弊社で修正を足すなどの編集は致しかねますのでご了承ください。

●再入稿による原稿遅れがございますと、タイミングによりご希望の日程での納品ができなくなる可能性がございますのでご注意ください。

修正追加について代表者様が拒否なさった場合も印刷は可能ですが、販売停止・会場での修正作業が発生した場合は弊社では一切責任は負えませんのでご了承ください。

●イベントや会場スタッフによって、修正チェックの基準が明確でない場合があります。
 例えば、「前回のコミケで通ったから、別のイベントでも大丈夫だろう」、「印刷所が印刷してくれたから大丈夫だろう」というのは修正基準の明確な指標にはなりませんのでご注意ください。


成人向け表現を取り扱う印刷物には、必ず下記の処理・奥付表記を行ってください。


【1】成人向け表現に対して修正をする

「男女の性器の露骨な描画」には、必ず修正が必要です。

修正基準は明確には定められておりませんが、年々厳しくなる傾向にあります。

そのため、修正の判断基準は「直近に発行された商業誌」の中でも、より修正がきつい物を推奨します。
(弊社では「COMIC X-EROS」の最新号を参考に、修正の確認を行っております。)

コミックマーケット発行の場合は、別途、コミケットアピール(最新版)もご覧ください。


【2】表紙へ成人マークの記載をする

表1側(表紙)に、
≪「成人マーク」「18禁」「R18」「Adult only」等≫を必ず表記してください。

こちらを怠りますと、18歳未満に配布しない・見せないことを主な目的とした≪青少年条例≫の施行により、18歳未満に頒布した場合、罪に問われます。(条例は各地方自治体によって異なります。)

※実在する18歳未満の児童を性の対象とした作品の場合、児童ポルノ法に抵触する恐れがありますので注意してください。

※ご注文の際は、成人向け表現「有り」にチェックを入れ、忘れた場合はアドバイザーに成人向け描写がある旨をお伝えください。


【3】奥付を記載する

奥付を明記することで、作品についての責任の所在を明確にすることになります。

奥付には、「発行年月日」「代表者連絡先」「印刷会社名」を必ず記載して下さい。

※連絡先は、発行者あるいはサークルの代表者と直接連絡が取れるもの(メールアドレスが望ましい)でお願いします。
※奥付は、成人向け表現の有無に関わらず、記載を推奨します。
※SNSのIDのみでは連絡先として不十分です。

▼望ましい奥付の記載例

発行日
2017年12月29日

発行者
(ペンネーム)

発行元
(サークル名)

メール
□□□@△△△△.co.jp

印刷所
マツモトコミックサービス

※印刷所名は下記の名称でも結構です。
「MCS」、「株式会社マツモト」、「㈱マツモト」

※「アンソロ専科」はサービス名ですので、もし記載いただける場合は、
 「マツモトコミックサービス」と一緒に記載していただけますようお願い致します。

上記の内容を参考に奥付を制作して下さい。


<具体的な修正のポイントと対策>

●性器は、アウトラインから内側を「白」または「黒」で塗りつぶすか、太めの黒、または白の帯を、性器を隠すように複数本入れてください。挿入部分の修正は、性器同士の境目がわからないように修正してください。
 修正の数は絵の面積(コマの大きさ)により大きければ数を増やす、または修正を大きく(太く)するなどの対策が必要です。

●エアブラシやトーン修正の場合、グラデーションが薄い部分で修正がしきれていないことがあります。
 縮小画像でチェックされていますと、グラデーションもベタに見えるため、見逃す可能性が高いです。
「鉛筆ツール」やバケツツールで塗りつぶすなど「ベタ」塗りで修正がされるよう作成してください。

●トーンの使い方によっては、性器の内側が何も描かれていないアウトラインの線のみ(またはトーンのみ)の場合も、形や質感が表現されてしまう可能性があり、見る人により「修正がされていない」と判断されてしまいますので、避けた方が無難です。

●体内描写(断面絵)について、挿入されている性器には上記と同様に修正してください。

●玩具の修正について、形がリアルなもの、またはグロテスクなデザインのものは、遠目から性器に見えてしまう場合があり、修正の必要がでてきます。したがって、修正した方が無難です。(触手についても、先端が人間の性器になっている場合は必ず性器と同様に修正が必要です。)

●アナル部分については、指や玩具を挿入している描写、事後描写においては、必ず性器同様の修正を入れてください。(まったく触られていない状態・ただの裸体描写の延長で見えているだけの場合は修正なしでも印刷は可能ですが、現時点で可能なだけであり、今後はわかりません。)

●フルカラー原稿の場合、薄いモザイク・細かいモザイクでは不十分です。モザイクのセルを大きくするか、白・黒ベタ、または帯で修正を行ってください。
なお、表紙やポスターは18歳未満の目に触れる可能性が高いため、性器や性交シーンの描写は避けてください。

修正が入っていても、修正線が1本1本細い、コマと物の大きさに対して修正の数が少ない場合、修正を増やしていただくようお願いすることがあります。

再録集(総集編)を発行される場合、過去データの修正はしっかりされているか、読み返すことを推奨します。最新データと過去データの修正に強弱の差がありますと、弱いページについては「修正が足りない・修正がされていない」と判断されやすくなります。

●ライトな絵柄(リアルな絵ではない)の場合も、基本的にはしっかりと修正を行うことを推奨致しますが、修正判断に困ったら絵を添えてお早めにご連絡ください。


<作家様にお願いしたいこと>

 校正時は修正等スタッフの方で確認はしておりますが、今一度、入稿前に作家様の方で厳重にチェックをお願い致します。
 印刷所に信頼を置いていただいているのは大変ありがたいことですが、作家様と弊社で「ダブルチェック」をするという姿勢が基本です。人の目がより多く入るようにご協力をお願い致します。

 「せっかく描いたから修正は増やしたくない」というお気持ちはわかりますが、会場で販売停止・修正作業をする可能性があるためご連絡しておりますので、その点はご留意いただけますようお願い致します。

 皆様のご理解とご協力をお願い致します。


メールでのお問い合わせ:「Contact」よりお問合せください。



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